ミレニアム世代はお金も物欲もないので家に物がないからミニマリストだ、という間違った記事をよく見かけます。何が間違っているのかという点にふれながら、若者には積極的なシンプルライフを送ることが、今まで以上に大切だと思います。積極的なシンプルライフとは、どういったものかご紹介します。
そもそもミニマリストとは？
そもそもミニマリストやシンプルライフというものは、「家に物が少ない状態」を表す言葉ではありません。自分に必要なものを選びぬく慧眼を持ち、時間の使い方もうまいライフスタイルそのものを指します。
物がそれほど必要ない人は結果的に家がガラーン、としているのであって、これは数ある側面の一つにすぎません。
私もきっかけがありシンプルライフの階段を一歩一歩登っていますが、ガラーンとした部屋を目指しているのではなく、納得するライフスタイルの実践を目指していますので、昔に比べモノは大分減りましたが、家はガラーンとはしていません。
お金がないからミニマリスト？
お金がない、物欲がない、だから家に物が少ないので、若者はミニマリストだというのは、少し違うのは分かりますよね。物が少ない生活という一つの側面を見ているだけです。
私はそれは消極的ミニマリストとよんでいます。
一方、必要なことに必要なお金を使うことが、かっこいいという若者が増えているそうです。
これは、とても素晴らしいことだと思います。
私は、そのことを積極的ミニマリストとよんでいます。
つまり、本当に自分に必要なものやことを選び抜き、時間やお金を適切にかける、のです。
一昔前は、物がいっぱいあることが安心につながっていましたが、今は数多くの選択肢から自分で厳選し、その選択に納得できていることが、安心につながっているのでしょう。
毎日に安心をもたらすものが、時代の移ろいと共に変わったのです。
だからシンプルライフが大切
今のミレニアム世代は、お金があろうが、なかろうが、昔に比べて本当に多くの選択肢のなかで生活しています。お金がもったいないからとりあえず、節約するのではなく、不要なものにお金も時間も使わないという感覚は大切です。
シンプルライフを送るというのは、まさにライフスタイルです。
多くの選択肢や誘惑、そしてストレスのなかで、自分が納得する選択を行うためには、自分の価値観や自分が何を求めているかを知る必要があります。
シンプルライフを送ることは、まさに、その答えへの近道なのです。
ますます複雑化する社会において、シンプルライフを送ることが重要だと思う理由は、まさにここにあります。
特に若い、ミレニアム世代の人達には、シンプルライフを送っていただき、積極的ミニマリストになってもらうことが、幸せにつながると思うのです。
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